小学校などでも教育プログラムでも取り上げられ、和太鼓人口は国内で数百万人といわれています。特に、大阪はアマチュアも含めると100団体以上が活動しています。 プロアマ、年齢、性別問わず、また国籍を超えて、100名の出演者を公募し、6月から公演まで3ヶ月あまりのワークショップ・リハーサルを経て、公演を目指すという参加型公演です。構成・演出に、関西の人気奏者・峯英（みねひで/倭太鼓飛龍主宰）を迎えます。「一打祭」は峯英のライフワークのひとつで９９年に堺市で第１回目を開催。その後、０３年に、ＮＨＫ大阪ホールで開催。今回が通算３回目となります。大太鼓、中太鼓、締太鼓・・・壮大な百台による和太鼓の“響宴”。迫力の音圧がこの夏、イオン化粧品 シアターＢＲＡＶＡ！を揺るがします！ 【倭太鼓飛龍】 1988年に結成。古典・ジャズ・民族音楽やクラシック、吹奏楽、バレエなど様々なジャンルと競演。自主・依頼公演を各地で開催。 ２００５年「世界陸上ヘルシンキ大会」閉会式では、倭太鼓飛龍の楽曲が使用され、プロモーションビデオがスクリーンで放映されました。 |
| ■『一打祭という祭り』 |
 子供の頃、初めてバチを握り、手の豆が潰れ、血がにじみ出ても打つのを止めなかった和太鼓との出会い。その音を聞くだけで心がときめき、いてもたってもいられなくなり、まるで踊りだすかのように体中の血が騒ぎ出すのを感じるのは私だけでは無いだろう。そして、その想いを伝えたくて「一打祭」は誕生した。今まで「一打祭」を通じて本当にたくさんの人に出会う事が出来た。和太鼓ファンだけではなく、打ち手たち、子供の打ち手をサポートする父兄の方、舞台スタッフ、そして打ち手以上の熱い想いで太鼓を作る職人さん。１００人で太鼓を打つ為には、実にその３倍くらいの人が実際に動く事になる。そしてそれらが凄まじいエネルギーとして客席になだれ込む、いや音が落ちていくと言った方が良いだろうか･･･。 人と人との熱い想いや深い絆、それらを太鼓という楽器はまさに「たった一打の音」で表現してしまうのだ。この楽器の面白さ、深さは底なしである。 （倭太鼓飛龍主宰：峯英） |