2005年5月6日(金)開幕!  ナイン THE MUSICAL
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ルヴォーについて
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メッセージ
tpt『ナイン』は、ロンドンからアルゼンチン、ブロードウェイへと私たちを導いてきた『ナイン』の旅路を集成するものです。『ナイン』は文化のまったく異なる土地で様々な女性がキャスティングされるたびに、まったく異なる形で姿を現わします。
私がtptで演出を始めて10年。自然と浮上した最も特色あるテーマの一つが、女性の問題でした。日本に生きる女性の政治的、心理的、性的ダイナミクス─それを、様々なレンズを通して、ヨーロッパから日本まで様々な戯曲を通して検証したのです。
『ナイン』は女性を祝福し、創造力を祝福し、愛し愛されようとする私たちを祝福する作品です。『ナイン』はtptが上演する初めてのミュージカルですし、私が日本で演出する初めてのミュージカルでもありますが、tpt10年の活動を集成するものとして、これほどの作品はありません。
日本の演劇界と観客のみなさんに対し、日本で芝居作りをするという、すばらしい機会を与えてくださったことを感謝します。
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プロフィール
デヴィッド・ルヴォーデヴィッド・ルヴォー David Leveaux(演出家・tpt芸術監督) 1957年イギリス生まれ。

82年「日陰者に照る月」でウエストエンド演劇賞を受賞。
同作品をブロードウエイでも演出し、トニー賞最優秀演出賞を含む4部門にノミネートされる。

88年松竹「危険な関係」で初来日。
その後、東京で「双頭の鷲」「サド侯爵夫人」等を演出し、注目を浴びる一方、 ロンドンでロイヤル・シェイクスピア・カンパニーのアソシエイト・ディレクターとして「あわれ彼女は娼婦」「ロミオと ジュリエット」を連続上演。
ロイヤルナショナルシアターでは「父」「ジャンパーズ」を演出。

93年ブロードウエイ「アンナ・クリスティ」でトニー賞5部門にノミネートされ、リバイバル作品賞を受賞。 同年東京で、プロデューサーの門井均とシアタープロジェクト・東京(T.P.T.)を結成。芸術監督として継続性の ある新しい演劇創造をめざす。その緻密で現代的なまなざしを持つ舞台は、日本の演劇界に衝撃を与え続けて いる。
tptで演出した「テレーズ・ラカン」は、第1回読売演劇大賞と演劇作品賞、紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。

また、03年のブロードウェイ作品「ナイン」は、トニー賞最優秀ミュージカル演出賞など6部門にノミネート、ベスト・ リバイバル・ミュージカル賞など2部門で受賞。
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主な演出作品
ロンドン
リバーサイド・スタジオ、アソシエイト・ディレクターとして
ユージン・オニール作『日陰者に照る月』(ウェストエンド演劇賞)
ドンマー・ウェアハウス、アソシエイト・ディレクターとして
『ナイン』、ソフォクレス作『エレクトラ』、トム・ストッパード作『ザ・リアル・シング』
アルメイダ劇場
ハロルド・ピンター作『背信』『No Man’s Land』『ムーンライト』(世界初演)、
ニール・ラビュート作『The Distance From Here』(世界初演)
ナショナル・シアター
ストリンドベリ作『父』、トム・ストッパード作『ジャンパーズ』
ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー
ジョン・フォード作『あわれ彼女は娼婦』、シェイクスピア作『ロミオとジュリエット』
スコティッシュ・オペラ
『ねじの回転』『フィガロの結婚』
イングリッシュ・ナショナル・オペラ
『サロメ』
ブロードウェイ
リバーサイド・スタジオ、アソシエイト・ディレクターとして
1983   ユージン・オニール作『日陰者に照る月』(ウェストエンド演劇賞)
1993 ユージン・オニール作『アンナ・クリスティ』(トニー賞5部門ノミネート、ベスト・リバイバル賞受賞)
1998 ソフォクレス作『エレクトラ』(1999年トニー賞3部門ノミネート)
2000 トム・ストッパード作『ザ・リアル・シング』(2000年トニー賞最優秀演出賞を含む5部門ノミネート、ベスト・リバイバル賞を含む3部門を受賞)
2001 ハロルド・ピンター作『背信』(トニー賞2部門ノミネート)
2003 『ナイン』(トニー賞最優秀ミュージカル演出賞を含め6部門ノミネート、ベスト・ミュージカル・リバイバル賞を含め2部門受賞)
2004 『屋根の上のバイオリン弾き』(トニー賞6部門ノミネート)
トム・ストッパード作『ジャンパーズ』(トニー賞最優秀演出賞を含め4部門ノミネート)
ベルリン
1985   ストリンドベリ作『死の舞踏』
サミュエル・ベケット作『クラップ最後のテープ』
パリ
1999   ハロルド・ピンター作『背信』
東京
1988   松竹の招きにより初来日。
クリストファー・ハンプトン作『危険な関係』
1990 ジャン・コクトー作『双頭の鷲』
三島由紀夫作『サド公爵夫人』
イプセン作『エリーダ〜海の夫人』
1993 演劇プロデューサー門井均と共にtpt(シアタープロジェクト・東京)を結成。
エミール・ゾラ作『テレーズ・ラカン』
ジョン・フォード作『あわれ彼女は娼婦』
ハロルド・ピンター作『背信』
(読売演劇大賞大賞、紀伊國屋演劇賞個人賞)
1994 イプセン作『ヘッダ・ガブラー』
イプセン作『エリーダ〜海の夫人』
ジャン・コクトー作『双頭の鷲』
1995 ミドルトン&ローリー作『チェンジリング』
チェーホフ作『三人姉妹』
三島由紀夫作 『近代能楽集』より『葵上』『班女』
1996 ソフォクレス作『エレクトラ』
シェイクスピア作『マクベス』
1997 三島由紀夫作『燈台』
1998 エミール・ゾラ作『テレーズ・ラカン』
ヴェデキント作『ルル』
1999 マリヴォー作『愛の勝利』
ストリンドベリ作『令嬢ジュリー』
2000 三島由紀夫作『LONG AFTER LOVE』
ピランデッロ作『Naked─裸』
2001 デヴィッド・ヘア作『The Blue Room』
2004 『ナイン』
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